レンゴーはこのほど、中国広東省佛山市の段ボール子会社、広東聯合包装有限公司の全出資持分を、香港の新興洋紙有限公司へ譲渡すると発表した。譲渡先の親会社である鴻興印刷集団有限公司は、レンゴーが29.91%を出資する持分法適用関連会社。鴻興印刷集団は広東省での段ボール事業拡大を目指しており、同社の計画を支援するため、レンゴーは広東聯合の持分譲渡を決めたもの。
レンゴーは、中国での段ボール事業を海外部門における重要な戦略事業と位置付けており、今後も供給体制の充実を図っていく考え。
【広東聯合】▽代表者:大迫享▽出資者:レンゴー100%▽事業内容:段ボールシートおよび段ボールケース、印刷紙器の製造・販売
【新興洋紙】▽代表者:Yum Chak Ming, Matthew▽株主:鴻興印刷集団100%(グループ会社持分を含む)▽事業内容:紙製品の販売
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/9号」より