大王製紙は、最高品質のトイレットペーパーブランド『Theエリエール』を立ち上げ、“柔らかさ”と“破れにくさ”を両立させた『Theエリエール トイレットティシュー』を、4月1日、全国発売した(本誌4月8日号で一部既報)。
日本のトイレットペーパー市場は、2017年度の1,676億円からコロナ禍の22年度は1,878億円に増加し、23年度は2,000億円突破が見込まれている。コロナ禍を経て日常が戻りつつある中、大王製紙は生活の質の向上に注目し、“トイレットペーパーでよりよい暮らし”を目指して調査・研究を重ねてきた。延べ4,000人以上に調査を行った結果、生活の質を向上させてくれる「よりよいトイレットペーパー」に求める要素としては、「破れにくさ」「柔らかさ」「肌触りのよさ」が上位だったことを受け、ふんわりした“柔らかさ”と水に濡れた時の“破れにくさ”の両立にこだわり、新製品を開発した。同社は『Theエリエール』を、生活必需品の枠を超えた“生活向上品”を目指す新ブランドとして展開していく。
柔らかいのに破れにくいという“未体験”の品質を追求した『Theエリエール トイレットティシュー 12ロール(ダブル)』は、自然由来の柔軟剤を従来の2倍量配合してパルプ繊維同士の間を広げることでふんわり感を1.4倍にアップし、これまでにない柔らかな肌触りに仕上げた。また、独自の「ネステッドエンボス加工」とラミネート加工を組み合わせることにより、従来品と比較して約2倍の吸水力と、シャワートイレ専用トイレットペーパーと同等レベルの破れにくさも実現している。
株式会社 紙業タイムス社 「Future4/22号」より