企業が株主や投資家に対し、投資判断に必要な財務状況などの情報を適時、公平、継続して提供していく活動全般をいう。企業はIR活動を通じて投資家などと意見交換することで、お互いの理解を深め信頼関係を構築し資本市場での正当な評価を得ることができる。また、逆に外部からの厳しい評価を受けることで、経営の質を高めることもできる。最近は株主や投資家に対してだけでなく、顧客や地域社会などに対して経営方針や活動成果を伝えることもIRの重要な目的の一つになってきており、製紙会社でもIR担当部署を設ける例は多い。
出典:「知っておきたい紙パの実際2009」株式会社紙業タイムス社