日本語では「企業の社会的責任」。企業は経済活動を目的とした組織だが、社会へ与える影響に責任をもち、すべてのステークホルダーに対し適切な意思決定がされたことを説明する必要があるという考え方で、持続可能な未来を社会とともに築いていくといった企業の行動原理ともいえる。大手を中心に製紙会社でも導入され、コンプライアンスや環境活動などを包含する形で取り組まれており、「CSRレポート」などの名称で発表されることが多い。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典：「知っておきたい紙パの実際2009」株式会社紙業タイムス社