直訳すると「追跡可能性」。物品の流通経路を生産段階から最終消費段階、さらには廃棄段階まで追跡が可能な状態をいう。野菜や肉など生鮮食品の産地偽装問題が発覚した際、この言葉がマスコミで多く使われた。
全国製紙原料商工組合連合会では日本の古紙の品質を向上させ国際競争力を高める事業の一環として、国内の製紙工場向けに納品される古紙について梱包単位(約1t)ごとにナンバリングを施し、どこの古紙問屋で加工したものかわかるようにするトレーサビリティシステムの構築を検討している。
出典:「知っておきたい紙パの実際2009」株式会社紙業タイムス社