山東晨鳴紙業HDは子会社の製品適正化及び財務状態改善に向け子会社の再構築を積極的に推進している。◎江西晨鳴紙業100%子会社化―晨鳴、サッピ、新茂林、投資会社4社で2002年創立の合弁会社、LWC35万㌧生産を香港晨鳴100%の会社とし、有力なLWC部門で親会社の競争力強化を狙う。◎不採算部門売却―100%子会社の斎河晨鳴を売却する。山東省徳州で再生段原紙及びカップストック能力合計40万㌧。最近まで晨鳴紙業の唯一の再生段原紙工場であったが、需要減から利益減に直面しており、ナインドラゴンや理文造紙に比べと品質も劣り、最近稼働した今後需要増・利益増が見込まれる白ライナー(85万㌧―山東寿光工場)の登場で、高付加価値を追求する同社の戦略対象外となる為売却決定。湖北省の赤壁晨鳴(低グレード印刷用紙9万㌧)と咸寧晨鳴(植林地2.6万ヘクタール)の売却。◎高採算部門への進出―<ティシュ>、寿光工場(2010年開始6万㌧)及び湖北武漢市武漢晨鳴漢陽紙業の13.6万㌧のテイッシュ計画。<コートアイボリー>寿光工場45万㌧ ◎不採算部門からの撤退―武漢晨鳴18万㌧の低グレード印刷用紙から撤退し新聞用紙機16万㌧を再生印刷用紙20万㌧に改造。内蒙古呼倫貝尔市の.海拉尔晨鳴による3万㌧の低級ティッシュと非塗工紙の停止。 8月14日付け RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ