「2012年中国製紙業持続的発展フォーラム」で中国造紙協会生活用紙専門委員会秘書長 は2012年の家庭紙伸び率は昨年同様12%と発表した。家庭紙が製紙業界全体と伸び率が異なるのは、他の新聞用紙、工業用紙や包装用紙よりも需要が景気に左右されない為。中国造紙協会統計では、1990―2011年に生活用紙消費量は年10%増加し、2011年には12.7%増、2012年は12%以上の増加が見込まれる。今後伸び率は8-12%間を維持する見込みで、生産能力は10.9%、消費量は12.7%、市場規模は21.9%の増加が見込まれる。中国国内大手4メーカーは、恒安、APP(金紅葉)、維達と中順で、世界生産能力ランクは其々、7位、4位(インドネシア分含む)、17位と20位。アジア地域のランクは其々3位、1位、6位と9位。昨年の前記4社合計能力は全体の30%、売上高は30%を占めている。本年の4社合計売上高予想は全体の35%を占め、市場集中度が更に高まる見込み。 11月19日付け 中国紙網から抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ