カナダでは今年国産カートンの国内需要が堅調に推移してきた。主な要因は、昨今の米ドル高の影響で米国製カートンの価格競争力が低下し、国境に近い米国競合他社でさえもカナダへの輸出が厳しくなっていることによるもの、と市場関係者は語っている。ブリティッシュコロンビア州を除けば、1月~10月のカナダ東部のカートン出荷量累計は前年同期比4%上昇した。同州では昨年いくつかのメーカーが撤退したことで出荷量が落ち込み、同9%の下落がみられた。
12月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ