ほぼ9ヶ月を費やした西海岸港湾の労働争議が一応の終結をみたことで、すべての関係者はほっと安堵のため息を漏らしている。しかしながら、この長期にわたった争議によって米国経済は数十億ドルの損失を被る結果となった。合意事項の詳細は現在まだ外部へ秘密事項として取り扱われており、今後関係当局に於ける広範囲な批准プロセスを必要としている。ただし、最悪のシナリオとされていた港湾の完全閉鎖が避けられたことは不幸中の幸いで、各主要港に滞留した大量の貨物は今後順調に流れていくことになる。
2月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ