世界33ヶ国に生産拠点を擁する世界的な紙ベース・パッケージング・ソリューション最大手のSmurfit Kappa社(SK社)の改造プロジェクトは、極めて混戦の中、ドイツを本拠とする機械メーカーBellmer社傘下のBellmer Iberica社(BI社)が受注した。スペイン北部Navarra州に位置するSK社Sanguesa工場では、かつてない大規模プロジェクトをBI社を強力なパートナーとして実行していくことになる。現在、高品質コンテナーボードを生産している既存1号機は新たな4号機として改造が施される予定で、同ラインは、現在100%バージンパルプ使用で純白ロールを生産している既存の2号機、3号機同様の仕様へ改造されることになる。改造後のラインは、米坪範囲25g~120gの純白ロール3万トンを生産する。稼働時期は2016年第1四半期を計画している。
5月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ