最新の米国雇用統計によれば、5月の非農業部門就業者数が28万人増加したが、全体の失業率は前月から変化なくほぼ横這いの5.5%であった。主に専門的な対事業所サービス、レジャー産業、サービス業、ヘルスケアなど各部門の雇用が幅広い分野で伸びたものの、鉱業部門では引き続き雇用は減少した。全体では5月の失業率は前月から横這いの5.5%で、失業者数の合計は前月比微増の870万人。成人労働者層では、5月の成人男性の失業率は5.0%、成人女性の失業率も同じく5.0%、10代の若年層は17.9%、白人は4.7%、黒人は10.2%、ヒスパニック系は6.7%、アジア系労働者の失業率は4.1%となった。このうち、長期にわたって(27週以上)の失業者は改善がみれず250万人で、失業者全体の28.6%を占めた。
6月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ