最新の産業統計によれば、米国9月の工業生産高指数は8月に0.1%の微減をみせた後、前月比0.2%の微減となった。8月の減少は実際には前月報告した数値より微小に終わった。9月の製造業生産高は、2ヶ月連続の減少で0.1%減となった。9月の鉱工業分野では前月比2.0%減、一方、電気・ガス・水道分野は同1.3%増であった。第3四半期は全体で、工業生産高指数は年率1.8%増、製造業生産高も同2.5%増となった。自動車やそのパーツ分野での同四半期への貢献が目立った。9月の全体の工業生産高指数は2012年平均との比較で107.1%の水準となっており、前年同月比でみれば0.4%増となっている。また、9月の工業分野の稼働率は同0.3%ポイント減少し77.5%を示し、この数字は1972年~2014年の長期推移の平均を2.6%ポイント下回っている。
10月16日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ