最新の米国雇用統計によれば、1月の非農業部門就業者数が15万1千人増加したが、全体の失業率は前月からほぼ横這いの4.9%で推移した。雇用が上向いた職種は、小売業、食品サービス、酒場分野、ヘルスケア部門、製造業で目立ったが、民間教育サービス部門、運輸・倉庫部門、鉱工業で雇用が減少した。全体では1月の失業率は前月とほぼ変わらず4.9%、失業者数の合計は780万人であった。ここ1年でみれば、失業率は0.8%ポイント減少、失業者数は110万人減少し、雇用はわずかに上向いている。労働者層別では、1月の成人男性の失業率は4.5%、成人女性の失業率も4.5%、白人は4.3%、黒人は8.8%、10代の若年層は16.0%、ヒスパニック系は5.9%、アジア系労働者の失業率は3.7%となった。一方、長期にわたって(27週以上)の失業者は前月同様の210万人で、1月の失業者全体の26.9%を占めた。
2月5日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ