フィンランドを本拠とするStora Enso社は、合計で約6千3百万ユーロを投資し、消費者向け板紙およびバイオマテリアルズ(生体材料)事業の分野で、中国とスウェーデンの戦略的成長地域に於いて競争力の向上を図る目論見であることが分かった。同社は、まず3千1百万ユーロを投資し、中国の北海市に位置する新たな消費者向け板紙工場にポリエチレン(PE)・コート・ラインを新設する計画で、同工場は2016年第2四半期での操業開始を見込んでいる。今回の投資によって、同社の戦略である利益性の高い成長を強化するとともに、食品サービス分野に向けた短納期実現による競争力改善やPEコート板紙の完璧な品質管理を支えるものであるとしている。
3月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ