最新の米国雇用統計によれば、12月の非農業部門就業者数が15万6千人増加したが、全体の失業率は前月からわずかに増加して4.7%で推移した。雇用が上向いた職種は、ヘルスケア部門や社会的支援部門などで目立った。全体では12月の失業率は前月から微増の4.7%、失業者数の合計は前月から微増の750万人であった。労働者層別でも、12月の成人男性の失業率は4.4%、成人女性の失業率は4.3%、白人は4.3%、黒人は7.8%、10代の若年層は14.7%、ヒスパニック系は5.9%、アジア系労働者の失業率は2.6%と、どの層もほぼまんべんなく失業率がわずかに上昇している。また長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月からほぼ横這いの約180万人で、12月の失業者全体の24.2%を占めたが、2016年の12ヶ月で長期失業者の数は263,000人減少した。
1月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ