廃業したインドのSirpur Paper Mills社が、未払いとなっている賦課金など42億2千万インド・ルピーへの補填の為、取引銀行より競売に出されていることが分かった。今回の売却については、約2千人の正規のスタッフと労働者に加え、約1千人の契約社員を擁する同ユニットの、あくまでも再開に向けた最初の具体的なステップとみなされている。同社は総合紙パルプ工場として、多様な着色紙分野では同国最大のメーカーであった。同社工場は1938年同国テランガーナ州Adilabad県Sirpur-Kagaznagarに創設されたが、経営不振で従業員の生活と同地の一般経済を混乱させたことで2014年10月以降は生産を止めていたもの。
1月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ