アルゼンチンCelulosa Argentina社のウルグアイ子会社であるFanapel社が、昨年12月23日から10日間の予定で休転に入ったものの、1月9日現在もまだ操業を再開していない、と現地メディアが伝えている。ウルグアイColoniaのJuan Lacazeに位置する同製紙会社は、既に昨年8月に従業員全員を解雇する決定をしていたとしている。同社は、その後12月になって250人の従業員の為の失業保険を12月23日から10日間有効化することを決めたものの、同国紙パルプ労働組合のトップは今後同社が生産を再開することはなさそうだと語った。また、今後補助金もしくは政府の支援があるまでは、同社は操業再開の計画が立てられないであろうと付け加えている。組合労働者は、1月11日に同国労働省で開催される会議まではトラックへの製品積み込みも中止している。
1月10日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ