米国を本拠とするGlatfelter社のドイツGernsbach製紙工場では、ティー・バッグ用紙の世界的な需要減退にともない、2017年、2018年に生産調整を実行する計画であることが分かった。また、同社は早期退職を募るなどして同工場の従業員約20人の削減を進める方針であるとしている。ドイツの現地メディアによると、Glatfelter社CEOが今回の措置を実行する前提条件としては、特に中近東諸国と西ヨーロッパでの市場が引き続き低迷したままであれば、と発言しているとしている。同社Gernsbach製紙工場は、合計で年間4万2千トンの特殊紙を生産している。
1月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ