米国を本拠とするInternational Paper社(IP社)が、同社のスペインMadrid工場のラインをこれまでの新聞用紙生産から再生コンテナーボードへ切り替える計画を進めており、改造工事を今年の下半期にも実施することが分かった。同社代弁者がPPIヨーロッパに伝えたところによると、同工場の再生コンテナーボードへの生産品切り替えに向けた準備は当初の予定通り運んでおり、実際の転抄は2017年第4四半期に実行される見込みとしている。同社は同新聞用紙工場を2016年7月にHolmen社より取得したが、同ラインを抄き幅8,900㎜で未晒再生コンテナーボード年産38万トンのラインへ改造を施すこととしたもの。
1月26日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ