米国のファイバー・ボックス協会は2016年の年末監査の結果を2月1日に公表したが、同国2016年カートン出荷量累計は、前年比2.1%上向いて3千7百64億平方フィートとなっており、一方週平均の比較では同1.7%増であったとしている。昨年の出荷量上昇率は2008年~2009年の不景気から復活した2010年以来の伸び率となった。2016年のカートン出荷量は、同国の非耐久消費財生産が不調であったにもかかわらず、8月頃から力強さを増して、企業は予期せぬ季節的要因で電子商取引の出荷が増加していると指摘した。2016年12月単月では、実質ベースのカートン出荷量は前年同月比0.6%増の305億平方フィートで、一方、週平均では同5.9%増となったとしている。
2月1日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ