ベラルーシのSvetlogorskに建設予定である年産40万トンの新たな紙パルプ工場の立ち上げが、2017年11月以前には見込めないことが分かった。同国の政府系メディアによれば、2018年以降は国産の木材はすべて国内での加工用として消費する為、同国からの丸太の輸出は今年が最後になるとしている。更に、2017年は約200万立米の丸太輸出が見込まれるが、ゆくゆくはこの11月に立ち上がる予定のSvetlogorskの新たなパルプ工場へ供給されることになると付け加えている。同パルプ・ラインは当初2015年12月に稼働を開始する計画であったが、これまで何度か延期が公表されていた。昨年6月には、同工場を管理するBellesbumprom社がPPIヨーロッパに対し、ライン設置工事の95%は完了していると伝えていたが、その後、営業開始の為の膨大な公的承認取得に支障が発生していたもの。
2月2日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ