Stora Enso社は、世界的に著しい需要成長を見せている段ボール市場に対応する為、フィンランドに位置する同社Heinola段繰り中芯加工工場へ約2千8百万ユーロを投資することが分かった。今回の投資プロジェクトによって、品質の向上に加え、同社ブランドAvantFlute SCの製品群の増産に乗り出すこととなった。この投資プロジェクトは早急に開始され、2018年の第2四半期には完了する見込みとしている。AvantFlute SCはバージン・ファイバー製のセミケミカル(Semi-Chemical)段繰り中芯で、厳しい使用条件に耐えられる様、特別に開発されたものである。プロジェクトが完了しフル稼働に入れば、同製品の生産能力は1万5千トン引き上げることになる。同工場の現行の段繰り中芯の生産能力は年産30万トン。
2月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ