米国のPaperWorks Industries社は、2017年4月までにフィラデルフィア州に位置する同社の塗工再生板紙工場を永久閉鎖する計画であると、本日同社顧客へ伝えたことが分かった。年産15万トンの同工場の閉鎖によって、従業員150人が解雇になるとしている。同社関係者によると、今回の同工場閉鎖措置は高度な総合パッケージング専業企業を目指す同社の戦略の一環であり、2015年にCanAmPac社を買収してカナダのオンタリオ州にStrathcona塗工再生板紙工場を取得したことによるものであるとしている。同社は引き続きStrathcona工場と米国インディアナ州のWabash工場で操業を行なっていく。Sun Capital Partners社の子会社である同社は、米国Graphic Packaging社がAltivity社と合併した際に、売り出したフィラデルフィア工場とWabash工場を2008年に取得していた。
2月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ