ブラジルのFibraResist社は、このほど機械パルプ年産7万2千トンの生産能力を有する同国初のさとうきびパルプ工場を立ち上げ、2月に操業をスタートさせたことが分かった。同社関係者によると、6年間をかけた技術リサーチを駆使し、ティッシュ、クラフトライナー、中芯、板紙、その他の生産用に使用する木材パルプの少なくとも一部代替品となるべく製品開発を行なってきたとしている。同パルプ工場は、サンパウロ州Lencois Paulistaに建設され、投資総額は2千5百万レアル(8百万米ドル)、そのうち1千50万レアルは同州の開発庁から融資を受けたものである。同工場は、6万平米の敷地に建設され、生産部門と在庫部門が含まれている。
2月14日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ