米国2016年の年間の紙・板紙生産量合計が前年比0.9%微減の約7千8百万トンに終わり、これで5年連続のダウンとなったことが分かった。板紙生産量は前年比0.7%微増の約4千9百70万トンであったが、紙生産量は同3.4%減の2千8百60万トンとなった。12月単月の数字では、全体で前年同月比1.2%増となったが、これはコンテナーボードが急伸したことと紙が同5.3%減が背景にあり、その結果、板紙全体が同5.1%伸びたことによるもの。一方、ライナー生産量は同7.9%増、段ボール中芯が同5.5%増で、全体の数字に寄与した。2016年、ライナー生産量は前年比0.8%微増の2千5百73万トン、中芯は同2.7%増の1千57万トン、液体用紙器向け板紙が同0.9%微増の3百8万トンとなった。一方、同年ティッシュ生産量は同1.2%増の7百59万トンであった。
3月3日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ