中国の山東省Tiandiyuan Industry(天地縁)は、先月下旬、山東省浜州市に位置する同社唯一の工場で、新たな再生コンテナーボード・ラインの試運転を開始したことが分かった。同ラインは中国の機械メーカーShanghai Qingliang Industryが供給しており、抄き幅4,800㎜、設計スピードは分速800mとなっている。同社関係者によれば、同ラインは年産30万トンで米坪範囲80~170gの高強度段ボール中芯を大量生産できるもので、国内で回収する古紙100%が原料となる。この新ラインとは別に、同工場に於いて数ラインの再生古紙コンテナーボード・ラインがあり、年産合計は40万トンとしている。
3月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ