ベラルーシSvetlogorsk社の紙パルプ工場に於いて、晒クラフトパルプ年産40万トンの生産能力を有する新ラインが7月に試運転を開始すべく準備が進められていることが分かった。同社を運営するBellesbumpromのトップによれば、新ラインでの正式な操業は11月を予定しているとしている。同氏は記者会見で、当初2015年に予定されていた新ラインの立ち上げが遅延しているのは、約束を満たすことができなかった同プロジェクトの主要下請け業者である中国CAMCE社の責任であると断じた。実際に、Svetlogorsk社の新たなパルプ・ラインが操業を開始すると、現在輸出に向けている国内産の丸太250万立米は同国内で消費されることになるとしている。
3月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ