世界最大の晒ユーカリパルプ・メーカーであるブラジルのFibria社が、エネルギー生成の為、同国中西部に位置する同社Tres Lagoas工場に於いて排出される生物学的汚泥を有効活用し始めたことが分かった。同社関係者によれば、同社での技術革新の末、汚泥は現在発電ボイラーで通常のバイオマスと共に焼却されているが、蒸気生成量が増加するなど工場による自然エネルギー生産となっている。同工場は、現在晒ユーカリパルプ年産130万トンの生産能力があるが、10月までに2機目の年産195万トン新ラインが到着し増産強化を進めている。同工場は、これまで生物学的汚泥を廃棄物扱いとして産業廃棄物埋立処分していたもの。
3月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ