ロシアのKnaufグループ傘下のKnauf Petroboard社は、同国レニングラード州Kommunarに位置する同社工場の既存板紙ラインの高性能化を図る計画であることが分かった。同社はこのプロジェクトに総額4千5百万米ドルを投資し、同ラインの改良を行なって生産能力を倍増させるとしている。同社は更に1千5百万米ドルをかけて、同工場の環境的安全性の向上に取り組むとしている。同社は、このプロジェクトに関するこれ以上の詳細公表を控えている模様で、現時点では、同工場にある2機のうちどちらを近代化させるかは不明である。同社代弁者によると、投資の詳細については6月ごろに明らかになるであろうとしている。2機のラインはいずれも抄き幅4,200㎜で、どちらも非塗工/塗工再生板紙年産12万5千トンの生産能力がある。
3月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ