イタリアのPro-Gest社は、同社のMantova工場に於ける転換プロジェクトにあたり自主的な環境影響評価(EIA)を検討しており、環境問題を緩和するのに役立つならば、工場内の他の4つの製紙所からの残留物を焼却する計画を打ち切る意思があるとみられている。これは、2016年に同国Brescia控訴裁判所に、同工場の転換プロジェクトをEIA手順に則ることなく、同社に統合環境許可(イタリア語のAIA)が付与されたという事実に疑問を呈して、上訴したMantova市の自治体にとっては好ましい報道となっている。また、Mantova市の広報担当者は、当局は、企業、地方自治体、市民委員会との長期にわたる厳しい対立の後、Pro-Gest社によるこの検討の機会を歓迎したとしている。
3月23日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ