ロシアのリサイクル同盟は、複数の国内大手テストライナー・メーカーの支援を受けて、同国からのリサイクル向けの古紙輸出に制限を設ける基準策定に向け、同国政府当局と協議に入っていることが分かった。基準策定は、昨秋以降継続的に上昇している古紙価格を抑えるのが目的としている。1つの選択肢は、古紙輸出割り当ての設定であると同盟の広報担当者は述べたが、1ヶ月当たり輸出枠割り当てで可能性のある数字についてのコメントは控えたとしている。ただし、古紙の月間平均輸出量が2万トンを超える市場である国内ファイバー市場のバランスを崩さないのが限度となると付け加えた。同広報担当者によると、割り当て量の決定は今後の予定であるものの、法案が効力を発するには数ヶ月かかるかもしれないとしている。
4月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ