米国森林紙製品協会が発表した最新の統計によれば、米国3月の印刷・筆記用紙全体の出荷量は前年同月比9%減少、一方、同品種の3月末在庫レベルは前月末からほぼ横這いで1%未満の微減推移となった。出荷量全体のうち、上質紙カット判の3月出荷量は前年同月から7%減となったが、一方、2月の上質紙カット判輸入量は前年同月比13%減、輸出量も同2%減であった。また、コート紙カット判の3月出荷量は前年同月比6%減であったが、2月の同品種の輸入量も同9%減、輸出量は同2%増となった。非塗工中質紙の3月出荷量は前年同月比で26%大幅減であったが、2月の輸入量は同11%減で、輸出量は同45%減と大きく下落する結果となった。塗工中質紙の3月出荷量は同12%減、2月の輸入量は同6%増、輸出量は同19%減となった。
4月24日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ