スウェーデンのSodra社は、今日から同国のVaroパルプ工場で定期保守点検整備の為、休転に入ったことが分かった。同社代表がRISIに公表したところによると、17日間の休転中は、同工場の安定したフル稼働に向けて工程を仕上げる目的で、昨年計画された大規模改造プロジェクトに関連する作業が実施されることになるとしている。同社は、昨年、同工場のLBKP生産能力をそれまでの年産42万5千トンから70万トンに引き上げる為、大規模な改良プロジェクトを発表していたもの。同社は、昨年5月に改造プロジェクト最終段階で工場で停止したが、元々は5週間の休転を予定していた為、大幅に延長されたとしている。その結果、7月に再稼働した時点で、主に乾燥工程を中心とした技術的な問題が再稼働プロセスを複雑ににしたとしている。今年2月、同社は今年第2四半期中にはフル稼働に到達できると公表していた。
5月8日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ