中国のSichuan Yuanzhou Industrial社は、同国南西部の四川省Shifang市に位置する同社唯一の工場に於いて、新たなティッシュ・ラインの試運転を開始させたことが分かった。最初のティッシュ紙が出来上がったのは先月末としている。国内の機械供給会社であるGuizhou Hengruichen Technology社製の新ラインは、抄き幅3,980㎜で、生産スピードは分速1,100mとしている。木質および竹パルプを原料とするティッシュ年産2万トンの大量生産が可能。この新ラインとは別に、同工場では複数の小型ティッシュ・ラインでも操業しており、その生産量合計は年産6万トンとなっているが、いずれのラインでも木質および竹パルプの混合原料を使用している。そのうち3機は、いずれも年産1万3千トンのラインで同じ機械供給会社製、昨年稼働を開始したとしている。
5月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ