ブラジルのJari社は、同国北部のPara州に位置する同社Monte Dourado溶解パルプ(DP)工場で、保守点検整備の為、5月1日休転に入ったことが分かった。休転は約30日間の見込みとなっている。同社によれば、今回の定期保守休転は当初5月1日~15日に実施される予定だったものの、工場内にいくつか改良が必要な部分が見つかった為、更に15日間延長することを決定したとしている。今回の休転後は、工場での生産品質、生産効率、安定性の面で向上がみられることになるとしている。同工場の生産能力はDP年産25万トンであるが、2016年の生産実績は年間18万5千トンであった。同社は、今年は生産能力いっぱいまで生産量が伸びると見込んでいる。
5月11日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ