米国のGeorgia-Pacific社アラバマ州Brewton工場では、3億8千8百万米ドルを投資し建設期間約2年を掛けた同工場のエネルギー改善プロジェクトが完了、土曜日、同地域や州の要職が同工場の従業員、その家族とともにその完成を祝福したことが分かった。このプロジェクトは同工場の回収ボイラー・システム設備の組み合わせへの近代化および効率化を図ったもので、天然ガスと製紙工程からのバイオ燃料の残留物を使用して独自のエネルギーを生成する能力を工場に提供するものであるとしている。この完成に引き続いて、同工場は製紙ラインの高性能化の為、更に5千万米ドルを投資することになっている。8月後半より開始されるこのプロジェクトは、ラインの一部を改良し、同工場の白ライナー製品の品質向上を目指し、工場の競争力強化を図るものとしている。
5月22日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレード ブログ