スペイン各地の港湾システムに従事する港湾労働者が、雇用慣行の改革と雇用喪失に抗議するため、月曜日に一連のストライキを開始したことが分かった。今月中も継続する予定の波状ストライキであるが、これまでのところ紙パルプ部門への影響は限定的とされているものの、同国アルヘシラス、バレンシア、バルセロナ、ラスパルマス、ビルバオの主要拠点を含む全国39の港湾に影響を与えているとしている。月曜日に加えて、今週の労組の活動は今日と金曜日に予定されており、労働者は1時間おきに仕事を離れ、毎日合計12時間働いているとしている。その後は、6月14日から16日に48時間のストライキが行われ、6月19日、21日、23日にも1時間おきにストライキが行われる予定。物流大手であるMaersk社の代表によると、アルヘシラスのAPMターミナル港はこれまでのところ最も大きな影響を受けているとしている。
6月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ