ロシアのSFTグループが、同国Tulaに位置する同社Aleksin製紙工場の高性能化と、TverのKuvshinovoに位置するKamenskaya工場の再生コンテナーボード生産能力強化を推し進めていることが分かった。Aleksin工場では、同社は約40億ルーブル(7千万米ドル)を投資し、工場唯一の製紙ラインの近代化を進める。プロジェクトの目的は、年産12万トンの現行ラインの生産能力引き上げと、製品の品質向上を掲げている。抄き幅4,200㎜の同ラインは、箱用板紙と紙管用板紙を生産している。現時点では、同社はこれ以上のプロジェクト詳細開示を控えているが、9月頃には公式発表するとしている。一方、現地政府当局によればKamenskaya工場では、同社は現在再生コンテナーボード年産25万トンの7号機を2019年には28万トンまで引き上げる意向であるとしている。投資総額は44億ルーブル。
6月7日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ