エルサルバドルのティッシュ・メーカーAlas Doradas社が、同社El Salvador工場の製紙ライン4号機の高性能化をフィンランドのValmet社へ委託したことが分かった。同ラインは現在、再生ティッシュ紙を年間24,120トン生産している。今回の注文には、同ラインのプレス・ドライ能力を向上させ、更に第二段階で紙質を改善させる計画が含まれている。同社役員によれば、Valmet社との間で取引総額を守秘義務としているとしている。ただし、同ラインの生産能力は現在の日産67トンから75~77トンへ増えることになると付け加えた。稼働開始を2018年1月と見込んでいる。また、Valmet社によると、今回はライン上のサクション・プレス・ロールを入れ替える予定で、これにより生産能力は上昇、製品の品質向上、エネルギー消費量削減が可能になるとしている。
6月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ