チリ森林協会が公表した最新の統計によれば、同国1月~4月の紙パルプ輸出量累計は、合計約160万トンで前年同期比では6.8%の減少となったことが分かった。そのうち、パルプ輸出量は同7.0%減の約150万トン、紙輸出量は同4.4%減の162,715トンであった。パルプ輸出では、晒ラジアタパインは同7.7%減の654,818トン、また晒ユーカリパルプは同8.2%減の660,973トンとなったものの、未晒ラジアタパインは同1.7%微増の155,602トンであった。パルプ輸出取引金額の合計は同11.3%減の7億6千1百40万米ドルとなっている。一方、同時期の紙輸出では、板紙輸出が同10.5%減の82,778トン、新聞用紙は同19.6%大幅増の19,440トン、その他の紙・板紙の輸出量は同1.7%減の60,494トンとなっている。同国の紙輸出取引金額の合計は同3.5%減の1億5千5百万米ドルとなった。
6月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ