フィンランド南東部のStora Enso社Anjala工場で発生した火災によって、本日同工場2号機が停機に追い込まれたことが分かった。同社の発表によれば、東ヨーロッパ標準時間の本日朝9:30に火災報知器が作動し、製紙ライン2号機から出火し多量の煤煙を発生させたとしている。広報担当者によると、その後、消防士が工場に到着、消火活動の末、鎮火に至ったとしている。その間、数時間のうちに事態は完全に収拾したものと伝えられている。火災による負傷者1名が病院に運ばれたが、既に帰宅したとしている。また、その他3名が吸煙の為、健康チェックを行なったが、回復している。現在、まだ2号機での生産は行なわれていないが、2日以内に操業再開の見込みとなっている。出火原因は現在調査中。
7月12日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ