ハンガリーのVajda Papir社が、同国南中央部に位置するDunafoldvarに新たな総合ティッシュ生産拠点を建設する計画を進めていることが分かった。同国政府は、今回の110億ハンガリー・フォリント(4千1百万米ドル)の投資総額のうち、45億ハンガリー・フォリントを助成金として支援する模様。同社の声明文によれば、この未開発地域でのプロジェクトは6月12日に既に着工されており、2018年2月までには完成し稼働開始となるとしている。オーストリアのAndritz社が、ティッシュ・ラインの供給を行なうことで委託されている。今回の発注には、スチール・ヤンキー搭載のPrimeLineCompact VIティッシュ・ラインに加え、シュープレス、原料調製システム一式が含まれている。同ラインの設計スピードは分速2,200m、抄き幅2,740㎜、生産能力は年産3万2千トンとしている。
7月13日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ