米国のVerso社では、メイン州Jayに位置する同社Androscoggin工場で職を失った120人の従業員の多くが、他の業界への転職に向け職業訓練を受け始めたり、既に再就職先を見つけたと同州労働局が木曜日に語ったことが分かった。同社が決定した同工場の製紙ライン3号機を永久閉鎖するとの方針によって、同工場の約4分の1の従業員が解雇されると、水曜日に通告を受けたもの。ただし、これは突然のことではなかった。同社は、昨年9月、需要の減退によってコート紙の生産能力に余剰分が出ており、同ラインを一時的に休転とし、約190人の従業員に解雇を求めた事実があった。また、それ以前の年に、同社は従業員が組合に加入していない工場で300人の人員を解雇したことがあった。
7月21日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ