ドイツ国内メディアの報道によると、同国Leipa社は依然UPM社から取得した年産28万トンの新聞用紙ライン改造変換作業を5週間先送りすることが分かった。同社は、当初第3四半期の終わり頃には新聞用紙の生産を止め、非塗工白板および未晒テストライナー年産45万トンの生産能力を有するラインへの改造作業を開始する計画としていた。改造後の当該5号機の試運転開始は2017年12月を見込んでいる。同社CEOによれば、今回のプロジェクトには完了まで「あともう少しの時間」が必要で、当初の目標はいわゆる「希望的観測」であったとしている。同プロジェクト関係者によると、同ラインでの新聞用紙の生産終了は10月の最終週までずれ込むことになるとしている。
8月30日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ