特殊セルロース、ビスコースのグループであるスペインのSniace社は、2025年11月までの期間、Cogen Energia Espana社と同社の93MW熱電併給プラントのリースおよび管理に関する契約を取り交わした。同グループは声明の中で、このエネルギーサービス外部委託契約の枠内で、熱電併給プラントへの投資が行われることになろうとしている。また、これらには、新しい天然ガスボイラーの設置、新しい排出ガス規制へのガスタービンの適応、および乾式低エミッションシステムを備えた新しい42MWeガスタービンの始動が含まれていると付け加えた。なお、契約上の財務詳細は公開されていない。同社の作業委員会によると、Cogen Energia Espana社との合意により、Sniace社は排気指令に沿った2基のタービンに投資することになり、投資額は2千万ユーロ(2億3千6百万米ドル)を超える可能性があるとしている。
9月15日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ