中国のShaoguan Nanxiong Zhuji Paper社が、同国広東省南雄市に位置する同社工場で、ティッシュ年産2万7千トンの新ラインの試運転をスタートさせたことが分かった。先週、最初の紙が生産されたとしている。2号機となったイタリアA Celli社が供給した同ラインは抄き幅2,850㎜、運転スピードは分速1,600mとなっている。同工場では、2016年7月にAndritz社製で今回のラインに類似したティッシュ・ラインが稼働を開始している。両ラインともに、部分的に年産6万5千トンの竹パルプ・ラインと接合されているとしている。深玔証券市場に上場しているGuangdong Shaoneng Groupの子会社である同社は、2014年にティッシュ事業に多角化した。
10月17日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ