インクジェット用インク生産用に設計された新しい生産施設に投資することで、ドイツを本拠とするSiegwerk社は明日の市場に向けて準備を進めていく中で、デジタル・インクの提供拡大の軌道を敷いていることが分かった。パッケージやラベル用途の印刷インクでは世界的なプロバイダー大手である同社は、フランスの同社Technical Center in Annemasseに於いて、インクジェット用インクの新たな生産設備を導入し、同工場の業容を拡大することになるとしている。今回の投資は、昨年、この分野で既に同社の研究開発能力を拡大するために建設された専用のインクジェット研究所に続くものである。同社は、すべての印刷工程の機能と効率要件を満たし、ラベルやパッケージングの課題に取り組むインクジェット用インクの開発を推進していくとしている。
10月19日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ