米国の商務省経済分析局が発表した統計速報値によると、同国2017年第3四半期の実質GDP成長率は年率3.0%増となったことが分かった。因みに第2四半期のGDP成長率は3.1%増(改定値)であった。ただし、同分析局は、本日公表した第2四半期のGDP成長率速報値は粗データを基にしており、完全な数値ではない為、今後の改定値確認を条件としている。より正確なデータを基にした第3四半期GDP成長率の第2回目の数字は、2017年11月29日となっている。第3四半期の実質GDP成長率が上昇した要因は、民間消費支出(PCE)、民間在庫投資、非居住固定投資、輸出、および連邦政府の支出の積極的貢献が反映したとしている。一方、これら上昇要因は、一部で居住固定投資や州および自治体消費支出が悪く寄与して相殺されたとしている。
10月27日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ