米国のPratt Industries社が同国オハイオ州当局に対して、同州Wapakoneta内もしくは近郊に年産39万6千トンの再生コンテナーボード工場建設を進める為、収益を充当するとして仮目論見書を提出したことが分かった。同工場は2019年第4四半期に稼働の見込みとしている。同工場は同社の国内5工場目となる。現在の4工場のライナー、中芯の生産量合計は、2017年会計年度(6月期)で150万トン弱となっているが、今回の新工場もフル稼働で既存の4工場とほぼ同等の生産能力を持つとしている。同社は現場での建設作業の開始を2018年3月としており、抄紙ラインの購入契約をフィンランドのValmet社と取り交わした。同社は9月、豪州紙に対して、最終的に同工場の建設に最大5億米ドルを投資することになろうと語ったとしている。
11月6日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ