ドイツの段ボール原紙産業界は、第3四半期も引き続き販売量を伸ばしたことが分かった。業界団体であるVerband der Wellpappen-Industrie(VDW)によると、同団体所属企業による7月~9月の段ボール原紙販売量は合計で約199万平米となり、前年同期比5.5%増となった。また、1月~9月の販売量累計は、588万平米であった。ちなみに、昨年の同期は570万平米となっている。VDWのCEOによれば、この第3四半期の伸びは、2017年初頭に予測した数字をはるかに超えているとしている。また、この成長の背景には、個人消費の伸びが大きく貢献しているとみられると付け加えた。販売される消費財は、基本的に輸送され、パッケージ化される必要があり、その全体の3分の2に段ボール包装が選択されているとしている。
11月9日付RISIから抜粋
出典:日本紙類輸出組合・日本紙類輸入組合 ペーパー・トレードブログ